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林 幹大助教が2019年度高分子研究奨励賞を受賞しました。

  • 2020年05月27日
  • 若手研究イノベータ養成センター
受賞者 : 林 幹大 助教
受賞の対象 : 種々の架橋結合を駆使した高分子ソフトマテリアルの機能化設計
受賞者の関連サイト : 高須・林研究室

 

高分子科学に関する注目に値する研究を行い、将来、学術の発展が期待できる若手研究者に対し、授与される賞です。

 

【授賞理由】
 林幹大助教は、水素結合・配位結合・光架橋結合などを利用し、各種精密重合を扱いながら幅広い
ポリマー種(非晶・結晶・液晶)の機能開拓について探求し続けている。
最近では、結合交換型動的共有結合を架橋点として組み込んだ新型架橋材料(vitrimer)の機能開拓・物性制御
に先駆的に取り組んでおり、とくに、架橋密度と結合交換ダイナミクスの相関や、ナノスケールの階層構造との
関連を明らかにしてきた。これらの研究成果は、高分子材料の新規機能化法および架橋結合を巧みに用いた
精密物性制御法の指針として貢献するものであり、高分子研究奨励賞に値するものと認められ授与された。

2019年度高分子研究奨励賞受賞者一覧.pdf