ご挨拶

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ご挨拶

名古屋工業大学では平成21年度に、旧科学技術振興調整費「若手研究者の自立的研究環境整備促進事業」の採択を受けてテニュアトラック制度を導入するとともに、「若手研究イノベータ養成センター」を設置して活動を開始しました。さらに、平成25年度からは「テニュアトラック普及・定着事業(機関選抜型)、(個人選抜型)」も並行して開始されました。これらの事業により、広く国内外から優秀な若手研究者を任期付き特任教員として募り、18名をテニュアトラックへ導入致しました。採用された特任教員は、全学的な支援体制の下で、独創的な研究に自立的に専念して多くの業績をあげ、その内の12名が平成28年10月までにテニュアを取得して、本学の助教ないしは准教授となっております。その他の6名は殆どがテニュア審査を待たずに他大学のポストを得て転出しました。

「若手研究イノベータ養成センター」は平成27年1月以降、卓越研究員を含む全ての新規採用助教の育成・評価を担う若手人材育成の拠点として活動しており、平成30年4月時点においては33名のテニュアトラック助教(TT助教)が所属しております。

センターの各研究分野(物質・材料分野と情報・社会分野)には研究コーディネータが配置され、その分野全般の研究支援と企画・評価を行います。さらに、各TT助教に対して、研究領域の近い教授がメンターとなって、教育・研究の助言を行います。TT助教は、自らの研究室を構成して研究活動(採用時の研究計画に基づく研究、国際会議などでの発表、国際的な雑誌での論文掲載、外部資金の獲得など)を行うほか、学内教員と協力して産学官連携プロジェクトにも参画します。このような活動を通して、国際的なレベルで研究を展開し、本学の先導的融合研究分野を牽引するとともに、イノベーションの創出や新研究領域の開拓などに結びつける人材、自立した研究者へと育ってゆきます。TT助教の業績は、センター内に設置された「若手教員評価委員会」において1年毎に厳正に審査され、助言が与えられます。着任後4年目にはテニュア審査が行われ、そのTT助教の将来にとって最も適切なキャリアプラン、准教授への昇任、任期解除の可否などが検討されます。

                

平成29年度末には、平成27年1月以降の最初の新規採用助教1名が任期解除され,平成30年度中には、少なくとも12名のテニュア審査が行われる予定です。これからも皆様方のご理解、ご協力をお願いする次第です。

 

 

センター長 内匠 逸