ご挨拶

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ご挨拶

2009年度に旧科学技術振興調整費「若手研究者の自立的研究環境整備促進事業」の採択を受けてテニュアトラック制度を導入したときに本センターが設立されました。その後,本センターは2015年1月以降に新規採用された特任を除くすべての助教を受け入れ,任期解除されるまでのあいだ,助教の本学における研究活動の支援をする機関として活動しています。具体的にはまず新規採用された助教にはメンター教員をつけて研究活動全般のサポートをお願いしています。さらに毎年,それぞれの助教に活動の計画と報告の提出を求めそれをセンターが分析したうえで,研究計画への助言や外部資金獲得のためのアドバイスなど自立した研究者として活動するためのサポートをしております。そして年度毎に優れた成果を出した助教を表彰する制度も用意しています。これらの毎年の評価のうえで着任後4年目以降には任期解除審査の手続きが始まります。任期解除審査には助教のこれまでの成果に加えて以後の研究計画も含めて審査されます。審査の客観性を担保するためにメンターは審査員に加わることはできず,学外者が審査員に加わることが必須となっています。

2024年4月までに37名の若手研究者が本学で任期解除を認められました。

        

若手研究者を自立した研究者へと育てていくという本センターの主旨をどうかご理解いただき,これからも皆様方のご支援・ご協力をお願いします。

 

 

センター長 井門 康司